福島での活動

「芸術の力で生きる力を育む」

 2013年より南相馬を中心に福島で公演やワークショップ事業をしています。

 

☆2022年10月
南相馬市小高区同慶寺
「鳥の会議2022」with 谷川賢作


☆2016〜
南相馬市で母子ワークショップ・子ども向けワークショップなどを年に4、5回継続中。

☆2015〜2018
イギリスのアレン教授によるアプライド・ドラマ・ワークショップを仮設住宅などで実施。

☆2016 9月10日
南相馬市 岩屋寺
「金色の魚 with 谷川賢作」公演

☆2015
身体詩ワークショップ  本宮市の子育て支援施設、南相馬市鹿島区の仮設住宅など

☆2014
南相馬市 岩屋寺で復興支援イベントに協力

 

☆2013 福島県 南相馬公演

TAICHI-KIKAKUが福島で行った初めての活動は、原発事故による旧警戒区域の20kmラインのすぐ外側に位置する南相馬市の三つの小中学校の皆さんに向けての公演です。旧警戒区域は、当時上下水道などのライフラインが復旧せず、宿泊が禁止され、震災の傷跡が色濃く残っている地域でした。三校はこの旧警戒区域を学区の一部とするため、在校生の中にも自宅に戻れない子供たちがおり、多くが市外に避難しているという厳しい状況でした。上演に先立って、子供たちによって震災からそれまでの歩みがスライドで紹介されました。被災地でのさまざまな苦難を体験し、実際に乗り越えてきた子供たちの言葉は胸に迫るものがありました。それに続いて行なわれた公演は、真夏の体育館での日中という厳しい条件にもかかわらず、400名近い方に観ていただき、沢山の笑いと拍手に包まれました。終演後ある方から「その時間、夢を見ているような非日常の空間であったことは間違いなく、いろんな事を考えながら観た」というお言葉をいただきました。そして、また来て欲しいという声も…